赤穂緞通

赤穂緞通工房　東浜は2016年春に完成しました。
太い古材の梁、漆喰壁や濡れ縁など、歴史ある伝統工芸品にふさわしい「和」の空間と西洋を連想させるアンティ－クレンガや家具を設置した、「洋」の空間を大切にし、和風家屋だけでなく、洋風家屋にも合う赤穂段通を見ることの出来る和洋折衷のギャラリー兼工房です。

赤穂緞通の柄は一家繁栄や長寿等、持ち主の幸せを願ったもので、親から子へ子から孫へと代々受け継ぐことの出来る価値あるものです。赤穂緞通工房　東浜では、全てが手仕事の赤穂緞通を一枚一枚丁寧に、お客様の幸運を願い製作しています。お気軽にお立ち寄り 下さい。

平成3年に赤穂市教育委員会主催の「赤穂緞通織方技法講習会」の第一期生として技法を学び、赤穂緞通を製作してきました。
赤穂緞通の製作には、非常に繊細で、根気のいる作業が数カ月続きますので、1年間に織る枚数は限られています。
赤穂緞通は普段の生活シーンに溶け込み、代々受け継がれていくように、私の習得した赤穂緞通の織り方技法を後世に伝承していきたいと思っております。