赤穂市在住 宮本様
赤穂緞通との出会いは、仕事で赤穂市民俗資料館にかかわっていた時に、赤穂市教育員会が平成3年に始めた「赤穂緞通織り方技法講習会」の一期生の方々を応援していて、赤穂緞通を制作する大変さを痛感しました。
数カ月かけて織ったのに最後の敷伸しをするところで、思うようにいかずに失敗するなど、大変苦労している姿を見させてもらっているうちに1枚欲しいと思い、やっと平成20年頃に一期生の広畑さんに織ってもらったのが、縁起の良い「雲竜」の柄です。
洋間でも和室でも合いますし、足ざわり、手触りが気持ちいいですね。夏の裏ワザではないですが、ひっくり返して裏面を使ってもデザインがはっきしており、糸のざらつきが涼しいです。赤穂緞通の良さを体感していただくためにも、将来は実家でワークショップや手作り物のショップを開きたいと思っています。
赤穂市在住 森津様
平成17年に竹細工の工房を建てたので、仲間が集まりやすいようにお茶席などができる畳の間を作ったのですが、お茶席ということで赤穂緞通をお願いしました。
赤穂緞通では珍しい無地の緞通をお願いしたのが平成18年頃でしょうか。赤穂市民俗資料館に勤めていた時に赤穂緞通を初めて知り、実家にあった緞通が赤穂緞通だったのだと分かりました。
「赤穂緞通織り方技法講習会」の一期生の方々を応援していた関係で、赤穂緞通を1枚お願いしました。気さくなお茶席をする時に使っていますが、緞通をよく知る人は、「いいね」と言ってくれます。以外に無地は飽きが来ないですね。(織り子さんに聞くと無地は、均一に地摘みしていかないとムラになりやすく、結構難しいとのこと)